ひめゆり総業株式会社

About Landfill Disposal Sites

埋立処分場について

平太郎処分場
許可年
月日
2016年6月1日
(平成28年6月1日)
許可番号 い廃F第9号
埋立地
面積
83,039㎡
(第1期・第2期・第3期合計)
埋立容量 1,341,198㎥
(第1期・第2期・第3期合計)
POINT
01強固な地盤改良
POINT 01
強固な地盤改良

埋立地の底部にはかなりの荷重がかかり地盤が圧縮されます。
圧縮による遮水シートの破損を防止するために、地下の岩盤と同程度の強度に地盤改良を行っています。

POINT 02 浸出水の地下浸透を許さない
POINT 02
浸出水の地下浸透を
許さない

浸出水は処分場から浸み出る廃棄物の成分を含んだ汚水で、水処理を経て無害化するまでは処分場の外に漏れることがあってはなりません。
当社の処分場の遮水構造は、以下の通りです。

▲クリックすると拡大します
POINT 03 長年の処分場運営を設計に生かす
POINT 03
長年の処分場運営を
設計に生かす

浸出水の集水管には、浸出水の排出と、処分場内部に空気を取り込むという重要な役割があり、処分場を廃止するまで長期間にわたり使い続けることになります。
そのため、スケーリングによる閉塞等で浸出水や空気の通りが滞ることがあってはなりません。 第三期処分場では、長年の処分場運営の経験を生かし、通常であれば400〜600mm とするところを、1.000mm の集水管を設置しました。

処分プロセスの一例

1 搬入

運び込まれる産業廃棄物は、重量を測り中身を厳重にチェックする

2 確認

どこからどれだけ廃棄物が搬入されたかを確認する

3 廃棄物埋立

確認を終えた廃棄物は、覆土と交互に積み重ねて埋め立てる

保有水等による地下汚染を防止するために、貯留構造物や二重構造の遮水工によって埋立地内部と外部を遮断する。

4 浸出水処理

埋め立てた廃棄物は、雨水により汚れが落ちて地下に染み込み、すべて浸出液処理施設に送られて処理される

5 放流

自治体等の排水基準を達成して、初めて外の河川に放流される

▲浸出水(水処理前)【左】と処理後の排水【右】の比較

雨水が廃棄物を通り抜けて集められた水は、浸出水集排水管を通って、浸出液処理施設へ流入させて処理。安全な状態で放流される。

▲浸出水(水処理前)【左】と処理後の排水【右】の比較

6 情報提供・管理

定期的に、周縁のモニタリングを実施。安全かつ適正に管理する

平太郎第一期処分場
埋立容積 238,163㎥
埋立期間 平成9年〜平成17年
平太郎第二期処分場
埋立容積 245,000㎥
埋立期間 平成17年〜平成26年
平太郎第二期処分場 拡張部
埋立容積 175,285㎥
埋立期間 平成26年〜令和2年

跡地は、
太陽光発電設備として―

埋立が完了した処分場の利活用と環境活動の一例として、
平成25 年11月に太陽光発電設備を設置しました。
当設備は地球温暖化対策として有効とされています。